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「アメリカで出産」シリーズ、第6回目です。


第1回「初めての妊娠は、前置胎盤」こちら
第2回「前置胎盤、イコール絶対安静?」こちら
第3回「前置胎盤、3タイプ」こちら       
第4回「明後日は帝王切開」こちら
第5回「帝王切開直前レポート」こちら

へどうぞ。


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某街、11月○日の秋晴れの朝。


点滴、輸血用の管、先生達の挨拶&説明、書類のサイン、などを済ませていると、
手術の予定時間が刻々と近づいて来ていました。


その時の心情は、前回にも書いた通り。

空きっ腹とカラカラな喉に耐えかねた私は、
もう早くやっちまいましょう!!とやる気満々。
動機が不純ですが…


それでも、看護婦さんに

「じゃあ、そろそろ手術室に移動しましょうか」

と言われたときは、やっぱり心臓バクバクもの。


てっきり、車椅子に乗って連れていかれるんだと思ってたのに、
自分で点滴を押しながら歩いて行ったので、拍子抜け。


「テレビやネットの情報では、帝王切開の人は入院~退院まで
手厚く車椅子でもてなされるはずなのに!
うちの病院はスパルタ!?」




そんなことを思いつつも、
まあ歩けない訳じゃないんだし、と
ノコノコと点滴&旦那くんと手術室へ移動しました。




私がお世話になった病院の手術室は2つ。
基本的に、一つは予定帝王切開用、もう一つは緊急用らしい。

2つの手術室の手前に準備室のようなエリアがあるんだけど、
そこは術後のリカバリールームとしても使われるんだと。

その準備室に到着すると、

「じゃあ、旦那さんはここで待っててね」

と看護婦さん。


「あれ、旦那くんも初めから手術室に来れるんじゃなかったの?」

※これも、事前に見た出産ビデオやネットの情報からそう思ってました

と問いかける間もなく、
私と点滴だけ看護婦さんに誘導されて手術室へ。


旦那くんはビデオカメラ片手に、ぽつーんと準備室に座っておりました。



ここら辺から、私の心臓もバックバク。

だって、怖れていた「脊椎麻酔」たるものがすぐそこに待ち受けているから。

「腰にブスっと刺されるときは、旦那くんに寄りかかっているから大丈夫なはず!」

と思い描いていたシナリオは音を立てて崩れ去り、
大きな手術室にポツンと一人ぼっちになったような気がしました。


まあ、仕方ない。

来るものは拒まず、もとい、時の流れに身を任せ~♪
の精神でどうにかしましょう。

幸運なことに、麻酔担当医は気さくな人で、
私の心身の状態に細心の注意を払ってくれるプロ。

これなら大船に乗ったつもりで行けるはず!


しかし、そんなプロでも脊椎麻酔の不快感は取り除ける訳でもなく。

「じゃあ、そろそろ脊椎麻酔するね。最初、ハチにさされたみたいに
ちくーっとするけど、なるべく動かないようにね」


と言われ、ドキドキしつつ背中を向けると、確かにチックーンとハチが。

「あれ、思った程でもないかも??いけるいける!」

と喜んだのも束の間。

その後、背骨の中をコショコショされるような変な感覚に襲われ、
思わず腰を引いちゃいました。

「初めのチックーンよりもこっちの方が気持ち悪いかも…」

とボエーっと思っていたら、
左足に液体が入ってきている様なミョ~な不快感。

と同時に、噂に聞いていた腰から下がズーーーンと重くなる感覚。



うーん、これは確かにあんまり気持ちの良いものじゃない。



次第になくなる下半身の感覚。

トイレに行かなくていいように付けられるカテーテルも、
気付かないうちに装着されてました。


そして、心理的なものなのか、麻酔によるものなのか、
体温がどんどん下がってきて、体がブルブルと震え始め…。

それを察知したのか、看護婦さん達が大量の暖かいブランケットを
私の上半身に巻きつけてくれました。

それでも寒く、手は氷のよう。


「これって心理的なもの!?はずかしーーー!」

と、穴があったら入りたい状態でしたが、
体にあらゆる管が付けられてるから、到底ムリムリ。笑


そんなこんなで、色んな思いが脳内をグルグル回っているころに、
やっと入室許可された旦那くんがやってきました。


私の手の冷たさにビビリつつも、そそくさとビデオカメラをセッティングする
機械オタクの旦那くん。

ビデオも邪魔にならないとこに設置したし、
これで準備万端!という頃、
手術を担当してくれる先生が遂にやってきました。

「さぁ、赤ちゃん出すわよ~!準備はいい??」

「い、イエスマム!(yes, mom)」


と、あらん限りの力を振り絞って
「私、大丈夫なの、ビビってないの」オーラを醸し出そうとする私…。


寒さと震えと不安でブルブルしている私は、
もちろん腹ペコとか言っている余裕はすでになく、
一刻も早く人生の山場を乗り越えたい気持ちでいっぱいいっぱいなのでした。




例によって、また長文になっちゃいました。
ここまで読んでくれて本当にありがとう!

次回、やっとこさ主人公のどんちゃんが登場です♪


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2008.10.25 Sat l アメリカで出産 l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

すごいなぁ
友達もアメリカで無痛分娩で産んであっという間だったといっていたけど(お気楽な人なので・・・)
この流れを聞いていると楽な出産はないなぁとおもっちゃう。v-390
私は点滴とか輸血とか管をつながれるのが苦手だから・・・(怖さのあまり笑いが止まらなくなるのでv-13
>あらん限りの力を振り絞って
「私、大丈夫なの、ビビってないの」オーラを醸し出そうとする私…。
に爆笑してしまった。他に誰も見てないのにね、何で人間ってそういうときにそんな感情が出てしまうんだろうね~v-411
2008.10.26 Sun l くりまみー. URL l 編集
Re: くりまみーさん
私も、自然分娩の人達に比べれば、「あっという間」のお産でしたよ~。でも、やっぱり産後は切開している分きつかったです。

それでも、「また産みたいなぁ」って思えるのは、
やっぱり母性と子供の可愛らしさによるものなのかな??

ほんと、この期に及んで私にツッコミ入れる人なんて居ないはずなのに、なぜかカッコつけようと頑張っちゃうんですよね…
そんなことよりお産をガンバレってね。笑
2008.10.30 Thu l ごろり. URL l 編集

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